ジーナ式育児ってどんなネントレ?本当に寝かしつけ無しで夜通し寝る?赤ちゃんが可愛そう?スケジュールがうまくいかない?

ジーナ式育児ってどんなネントレ?本当に寝かしつけ無しで夜通し寝る?赤ちゃんが可愛そう?スケジュールがうまくいかない?

少しでもジーナ式育児について聞いたことがある方は、どんなジーナ式育児の印象をお持ちですか?私は一人目からジーナ式育児をはじめてその経験をもとにブログを書きはじめました。それから現在までで約7年間ありがたいことに多くの方から相談を受けたり話を聞いたりしております。その中でけっこうな頻度で頂くコメントがこちらです。
・始めて直ぐに1人で寝付いて夜通し寝てくれる魔法の育児方法だと思ったのに、、、
・ずっと泣かせるのは赤ちゃんが可愛そう、、
・スケジュールがガチガチに決められていて大変、うまくいかない、、

上記コメントは確かにと私も共感するところもありますが、ジーナ式育児を誤解しているところもあるのかなと思っております。私なりのジーナ式育児の解釈を書いていきますので参考になさっていただければ幸いです。

まず、なぜ私がジーナ式育児にたどり着いたのか、始めようと思ったのかについて前置きさせてください。

これから細かく書いていきますが、ジーナ式育児は赤ちゃんの日中の授乳や睡眠の時間を保護者が管理・サポートしてあげて赤ちゃんに生活リズムを身に付けさせていく育児方法です。よく日本では、赤ちゃんが小さいうちは母乳やミルクは欲しがったら欲しがっただけあげてねって言われる「ディマンドフードの育児」が主流ですよね。ディマンドフードの育児でも、お母さんや家族の方々がしんどくなかったら私は良いと考えています。育児方法なのでいろんな方法があっていい。そう思います。その点だけは誤解を避けていただければと思います。

私の場合は、両親も遠く家事も育児も夫婦だけでしなくちゃいけない。私や旦那が疲れ果ててたら笑って育児は出来ない。。。とジーナ式育児を実践しました。そのため、もしこの記事を読んでジーナ式育児が自身に合うかも!と思った場合に本ブログをお役立ていただければ幸いです。

ジーナ式育児は、始めてすぐに独り寝や夜通し寝が出来るようになるという魔法の育児方法ではない

このブログでもココナラでのご相談でもそうですが、良く下記のようなコメントを頂くことがあります。

・ジーナ式育児を初めて数日です。まだ独り寝が出来ません。
・数週間前からジーナ式をはじめましたが、夜通し寝てくれることがありません。これを続ける意味はあるのでしょうか。

私が思うに、ジーナ式育児とは独り寝や夜通し寝をさせることが目的の育児方法ではなく、「赤ちゃんが生活リズムを身に付けるのをサポートしてあげる」ことだと理解しています。日中の授乳や睡眠の時間を保護者が管理・サポートしてあげてその生活リズムが体に身に付くことで、赤ちゃんの生活リズムが整い、規定時間になると自然に1人で寝付き、夜中に眠りが浅くなってしまっても1人で再入眠できるため、夜通し寝てくれるようになることに繋がっていると思っています。

夜頻繁に泣く、寝かしつけ時間が長い。それが辛くて「寝かしつけなしで夜通し寝る」と言われているジーナ式にたどり着く方も多くいると思います。確かに、この現状をすぐにでも打破したいと思うのは本当に良くわかります。でも、ジーナ式は上記に書いているように生活リズムを身につけることが一番大事で、寝かしつけなし&夜通し寝は副次効果だと私は考えています。実際に、低月齢の際は寝かしつけは必要ですし、夜通し寝ができ出すのも生後2-3ヶ月からが最短だと思います。

ジーナ式育児は赤ちゃんを泣かせる可愛そうな育児方法ではない

ジーナ式育児でよく批判され、誤解される事の1つがこれですね。実際に私も下記のようにジーナ式育児のことを仰っている人に出くわしたことがあります(その方は私がジーナ式をしているとは知りませんでしたが)。。

アメリカやイギリスか何処かのナニーが推奨しているネントレがあるけど、あんな泣いているのに放置するようなネントレなんて犯罪者を育てるようなもの!!あんな方法は絶対ダメ。泣いたら添い乳が一番!!赤ちゃんはぬくもりを求めているの!

いやー、これは本当にショックでした。最初の項目にも書いたように、ジーナ式育児は泣かせる育児ではなく生活リズムを整えてあげる育児方法だと私は思っています。多少の見守り時間はあるものの、数十分放置なんて推奨していません。

確かに、「泣いたら直ぐに抱っこや授乳などをするのではなく、少し様子(数分)を見て、自力で再入眠できるようにしていきましょう」とは記載していますが、これはあくまでも放置ではなくギャン泣きだったらすぐに抱っこしたり授乳したりしますし、すぐに自力で泣き止みそうなフガフガ泣きであればそっと見守ったりします。実際に、赤ちゃんが自力で再入眠しようとしているのにすぐに抱っこをすることで起こしてしまうこともあるんですよね。なので、様子を観察して臨機応変に対応するんです。

この臨機応変の対応が、どのように対応すれば良いかケースバイケースで分からなかったりするんですよねほんと。本ブログでは私が自身の子どもたちのときに取った方法を書いたり、ココナラでのご相談でも受け付けたりしていますので、よければご参考・相談ください。

ジーナ式育児のスケジュールがうまくいかない場合は、まずは毎日スケジュールを意識することが大事

ジーナ式は各月齢ごとに細かいスケジュールが決められていますのでガチガチと思われることも多いですし、確かに慣れるまでは外出もしにくいですよね。こちらに、各月齢ごとのスケジュールをまとめていますし、エクセルでもまとめていますのでお役立てください。→1歳までのジーナ式のスケジュール(予定表)をまとめて公開。エクセルもダウンロード可能。

この細かいスケジュールは、提唱者のジーナさんが長年の経験で蓄積していったものらしく、このスケジュールを守っていくことで短期間で赤ちゃんに生活リズムを身につけさせることが出来る効率的なものなんだと思います。特に低月齢は結構厳しかったりするので、そこはうまくアレンジしたりしていってもいいと思いますが、大事なのは規定のようにうまくできなくても、毎日スケジュールを意識すること。これを心がけて実践していけば、気づいたときにはスケジュールに自然と沿っていたりします。そして、赤ちゃんに生活リズムが定着すると、寝る規定の時間になると自然と寝かしつけ無しで1人で寝て行けるのです。

なので、まだ最初の方に抱っこでしか寝られないのであれば抱っこしてあげて、まずはスケジュールを守る事を重視してみてください。(完全に規定時間に寝なくても、寝室にいて寝る時間だよって言うのを教えてあげれば良い)

ただ、もしジーナ式をしていてママやパパの笑顔が減った、時間ばかり見るのは辛すぎるというようなことがあれば、少しお休みしてみて下さい。そして、また思い立ったときに時間を見るようにしてみれば案外スケジュールに乗っているかもしれません。あくまでも大前提はママやパパが笑顔になることだと思います!